MOYって何？

　MOYはここの管理人です。この"MOY"というのは、NiftyのフォーラムやInternetの掲示板など使用しているハンドルですが、単なるネット用のハンドルではありません。長年使用しているもう一つの名前です。

　元々は、アマチュア無線のコールサインです。コールサインは、プリフィックスと呼ばれる部分とサフィックスと呼ばれる部分の二つからなりたっています。前者は大ざっぱに言えば、無線局の存在する地域と開局した時期を示し、後者は 一つのプリフィックス毎にAAAからZZZまでを振り分けているものです。正確にいうとYxxとZxxは社団局用（学校など）なので、個人局の場合いはXZZまでとなりますが。私の場合には、"JE6MOY"というのがコールサインで、"JE6"がプリフィックスです。"6"は九州を示しています。"J"は、必ずしも日本だけではありませんが、一応、日本であることを示していると言えます。間の"E"は、A->H->R->E と四番目の九州でのプリフィックスであることを示しています。A->B->C->Dでないのは、本来は"JA"が日本を示していたのですが、"JA"が一杯になってしまっため、次に"JH"が使われ、"JR"が使われたのです。そして、"JE"以降は既に使われているものを除けば、JF->JGという風にアルファベット順に使われています。現在で割り当てられたものを使いきり、再使用が始まっています。

　話が長くなりましたが、普通は、プリフックスが違い、サフィックスが同じの局が同じ地域に存在することは非常に希です。ですから、コールサインを全て言うと長いので、親しい局同士の場合にはサフィックスだけで呼び合うことは珍しくありません。無線で交信する場合には、これは厳密には問題ですが、実際には使われています。そして、ネットでのオフに相当するアイボールQSO（QSOは交信 を意味する無線の略語です。)では、普通はサフィックスだけで呼び合います。ネットのオフでハンドルで呼び合うのと同じようなものです。私の場合、サフィックスが"MOY"ですから、当然、"MOY"と呼ばれます。これが、このもう一つの名前の起源です。

　ちなみに発音する場合には、元々、アルファベット三文字を順番に割りふったものですから、当然、「もい」ではなく、「えむ、おー、わい」です。「もい」と呼ばれても、それは私ではないので、返事はしませんから、ご注意下さい（笑）。

MOYのスペック