RZ50

出会い

　ふとしたきっかけで、バイクに乗って見ようと思って、５０ｃｃ（正確には４９ｃｃですが）の原付バイクを買ってしまいました。ヤマハのＲＺ５０です。バイクも車輪が二個しかありませんが、立派なミッドシップです。（＾＾）

　エンジンは７．２馬力（自主規制の上限値）で、原付としてはもっともパワーのあるバイクの一つで、初心者には向いていませんが、タコメーターがついているＭＴの原付という条件で探して、値段、程度、中身が納得出来て、好みに合うのはこれしかありませんでした。これよりも良いものは高いですし、安いものは納得できるものがありません。まあ、そういう訳で、以下のようにＲＺ５０を買うことにしました。

ＲＺ５０って、どんな車

　ＲＺ５０は、１９９８年に発売された国内で販売されていた最後の２ストＭＴ原付です。２ストの単気筒、水冷エンジンを搭載し、７．２馬力を発揮します。 車重は９０ｋｇなので、この手の原付ＭＴとしても軽い部類に入ります。結果、直線は速いです。ちゃんとタコメーターがあり、１２０００回転からレッドゾー ンです！！フロントはディスクですが、リアはドラムです。燃料タンクは１０ｌで、大きめだと思います。２ストなので燃費は４ストよりも悪いでしょうが、原 付としては十分な航続距離があると思われます。始動はキックではなくセルです。燃料供給はキャブレター。ＣＤＩに車速信号が入力され、６０ｋｍ／ｈのリ ミッターがかかるそうです。ダミーの信号を入れれば、リミッターは解除出来ます。解除する予定はとりあえずありませんでしたが、実はＣＤＩが交換されてい て、解除されていることが発覚しました。（＾＾；

　ＲＺ５０の変更を簡単にまとめておきます。

１９９８年６月：発売

２０００年１月：一部改良：カラーリングを変更し、排出ガス規制適合化が図られた。

２００５年９月：カラーリングを変更。

　２回変更されているので、１型、２型、３型と呼ぶことも出来ますが、構造的な変更は一度だけなので、初期型と後期型に分けるのが良いのかもしれません。 まあ、いつものように１型、２型、３型と呼んでおきます。ところで、発売された時は６０年代の雰囲気を楽しめる、だったのが一部改良で７０年代の雰囲気を 楽しめるに変わっています。突っ込み入ったのでしょうか（笑）。

　２５０ｃｃ未満のバイクには車検はなく、中古車の年式がわからないのが当たり前だそうです。購入したＲＺも当然のように年式不明です。しかし、カラーリ ングは２型のもので、車体番号から推測するとおそらく２０００年に製造されたもののようです。ですから、約１４年前のもので、新しいとは言えません。

　２０１４年７月２１日に納車されたのですが・・・・いきなり事件が起きてしまいました・・・というか起こしてしまいました（苦笑）。で、ようやく２７日に我が家にやってきました。

　更にやはり私にバイクは向いていなかったのか、転倒して鎖骨を骨折してしまっため、短いバイク人生が終わりました（苦笑）。

RZ50のスペック